最終更新日 4 Dec 2008

ワークショップ「計算科学による素粒子・原子核・宇宙の融合」

指数的な性能向上を続ける計算機は純粋科学の分野にも変革をもた らしつつあります。 素粒子・原子核・宇宙物理の分野は本来近い親戚のような関係に ありますが、これまでは研究の深化にともない細分化がすすむ一方でした。 その原因の一つには、異なるスケールにまたがる現象を精密に計算することが 難しかったことがあげられますが、計算科学はそのギャップを埋めるという 大きな役割を果たしつつあります。量 子色力学にもとづくクォークの力学と核力、核力の詳細にもとづく 原子核構造、原子核構造とその反応にもとづく超新星爆発などの天体現象など、 物質の階層をこえる現象を計算科学という手法で統合し、 研究分野の枠をこえた研究領域を構成することが求められています。

本ワークショップは上記のような認識のもと、異なる分野の研究者 が現状と課題を整理し、共同研究の端緒とすることを目的として企画するものです。 また、平成20年に新規に採択された新学術領域研究(研究領域提案型) 「素核宇宙融合による計算科学に基づいた重層的物質構造の解明」 (領域代表者・青木慎也)の立ち上げ会を兼ねています。 セッションは各分野のまとめを担当する講演と全体討論とからなります。 プログラムは近日中に公開予定です。

案内が直前になってしまいましたが、多くの方のご参加をお待ちして おります。 なお、今回は準備期間が短いために旅費や宿泊予約等のアレンジは、 参加者各自で行っていただくようお願い申し上げます。 今後の情報は随時ホームページ http://suchix.kek.jp/bridge/ でもお知らせしていく予定です。

世話人:青木慎也(筑波大)、大野木哲也(京大基研)、初田哲男(東大)、 鈴木英之(東京理科大)、松古栄夫(KEK)


研究会は盛況のもとに終了いたしました。 参加者は、56名+3名(海外からのTV会議参加)でした。 講演資料を掲載していますので、「プログラム」をご覧下さい。

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